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ローカル検索機能

特定地域の検索順位・検索結果(SERPs)をチェックすることができます。

ローカル検索・ローカル検索機能とは?

ローカル検索とは、キーワードによってユーザーの検索している地域の情報が考慮され、検索結果に反映される仕組みのことです。
ヴェニス・アップデート、ピジョン・アップデートなど、Googleの地域検索アルゴリズム名でも呼ばれます。

検索している地域によって、ユーザーの見ている検索結果、検索順位は異なります。
特にスマートフォンでは、ユーザーの現在地の地域情報が検索結果に色濃く反映されます。

例えば、

  • 飲食店(居酒屋、レストラン、カフェ、ラーメン店…)
  • 教育施設(塾、カルチャーセンター、英会話、パソコンスクール…)
  • 医療施設(病院、眼科、耳鼻科、歯科、整骨院…)
  • 地域に密着する店舗(美容院、ネイルサロン、スーパーマーケット、クリーニング…)
  • 士業(弁護士、税理士…)
  • 地域で緊急対応が必要な業態(鍵修理、水のトラブル…)
  • 地域名で検索されるポータルサイト(不動産、人材・求人ポータル…)

これらに関連するキーワードでは、エリア・場所に関連した検索結果が多く表示されます。

SEOを一括管理していると、これらの地域情報が反映された検索結果をチェックすることが難しく、現地で実際に検索してみないとどのような結果が表示されているかが分かりません。

Gyro-n SEOでは、このような地域に影響されやすいキーワードでのSEOチェックの悩みを解決するために、地域検索に対応した新機能「ローカル検索機能」を用意。

地域密着型のローカルビジネスを運営しているウェブサイトや、全国に多店舗展開を行っている事業者のオーナー、これらのサイトの制作・運用を請けるウェブ制作会社様など、幅広いユーザーに便利にお役立ていただけるSEOツールの機能です。

※「ローカル検索機能」は、すべてのプランでご利用いただけます。
ただし、登録から3ヶ月間無料でご利用いただけるスタータープランでは、設定できる検索エリアは1地点のみです。

プランについて詳しくはこちら

ローカル検索順位チェックの重要性

業種・サービスにより事情は異なりますが、特に地域密着で運営している店舗・サービス企業や、全国展開・地域展開しているチェーン店・サービスブランド企業の管理するキーワードの場合、検索されたエリアごとに検索順位が異なることがあります。

一般的な検索順位チェックツールで取得している順位、検索結果は、地域情報に依存しない条件で検索されており、ターゲットとしている地域のユーザーが実際に見ている検索結果と必ずしも同じではありません。

直接キーワードに場所を含めて検索しなくても、東京で行った検索結果と、大阪での検索結果とでは、それぞれにローカライズされた異なる検索結果が表示されている可能性があるからです。

SEO管理者は、この地域情報を含んだ検索結果と含まない検索結果との違いや、地域ごとの競合サイトの順位をチェックし、ローカル検索でもしっかり自サイトを上位に表示させなければなりません。

ローカルSEOの対策と評価チェックポイント

ローカル検索のしくみからターゲット地域で検索上位を目指すローカルSEO・評価ポイントについて解説しています。

ローカルSEOの対策と評価チェックポイント

ローカルパックのランキングチェック機能はこちら

通常の検索結果とローカル検索での順位、検索結果との違い

キーワードやサイトにより、結果は異なりますが、例えば、「英会話」というキーワードで「ECC」のサイトの順位をチェックすると通常の検索結果と、特定の地域で検索した検索結果とでは以下のような違いがあります。

Gyro-n SEOで調べた通常の検索順位と特定地域の検索順位との違い

Gyro-n SEOで調べた通常の検索順位と特定地域の検索順位との違い

検索結果プレビューをチェックすると、以下のようにランクインしているページのも大きく異なっていることが分かります。

地域指定「なし」と地域指定「あり」の場合の検索結果(SERPs)の違い

地域指定「なし」と地域指定「あり」の場合の検索結果(SERPs)の違い

このように、ユーザーがそれぞれの地域で検索した場合の検索結果には、地域情報に関連するサイトやページが表示されており、エリアによってはベンチマークすべき競合サイトも異なってきます。

SEO担当者の検索結果画面では上位に表示されていると思っていても、実際にユーザーの検索している地域から見ると、想定している順位にいない、ページが表示されていないということがあり、気づかないうちに流入パフォーマンスに影響が出てしまっている可能性があります。

このようなSEOチェックの落とし穴を、Gyro-n SEOの「ローカル検索機能」で防ぐことができます。

Gyro-n SEOの「ローカル検索機能」の使い方

Gyro-n SEOでは、キーワードに対してそれぞれ個別に検索エリアを紐づける仕組みで、ローカル検索の結果を表示します。

検索エリアとなる地域を設定

左メニューの「検索エリア管理」を選択し、「検索エリアの追加」から設定します。

「検索エリアの追加」をクリックすると、「検索エリア」設定画面が表示されますので、
任意のラベル名(エリアの名称)を入力し、エリア位置データの地図から、指定の地域を設定します。
地図上の検索フィールドから、地域名を検索して位置を設定するか、地図上のポイントをダブルクリックして設定することもできます。

位置が選択できましたら「保存」をクリックします。

検索エリアが設定されました。

※編集から、ラベル名の修正が可能です。位置情報の修正はできません。
位置情報を変更する場合は、削除後、新規作成してください。

キーワードと検索エリア情報を紐づける

「キーワードの追加」画面に、予め登録済みの「検索エリア」が表示されますので、
指定地域を選択します。

※新たに検索エリアを追加したい場合は、「新しい検索エリアを追加する」から追加が可能です。

キーワードを入力し、保存をクリックすると完了です。

キーワードの右横に、検索エリア名が表示され、その地域での順位が取得されます。

ローカルパックのランキングチェック機能

ターゲットユーザーが検索する地点でのローカルパック検索結果を表示し、ローカルパック内に自社サイトがランキングしているかどうかをチェックすることができます。

ローカルパックのランキングチェック機能はこちら

ローカル検索が必要な場面

地域に依存するキーワードの場合は、このローカル検索機能を利用する必要がありますが、地域に影響を受けないキーワードの場合は、ローカル検索設定の必要はありません。

ローカル検索に対応している検索エンジンは、Googleのみです。
ローカル検索設定しているキーワードは、Yahoo! JAPANの検索結果は表示されません。
同じキーワードでYahoo!の順位も取得したい場合は、ローカル検索設定したキーワードとは別に、ローカル検索設定をしていないキーワードも登録してください。

MEOとは?

一般にMEO(Map Engine Optimization)の略で、「マップエンジン最適化」を意味すると言われています。

ローカルパックを含め、Googleマップに自サイトや店舗の情報を表示させ、集客拡大を図る施策です。ローカルSEOとMEOは基本的には同じものを指しますがGyro-nではよりGoogleマップを意識した施策をMEOと呼んでいます。
MEO施策に重要なGoogleマイビジネスの登録や設定方法など詳しく解説しています。

MEOとは?マップ検索結果にランキングさせる方法