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1つのキーワードを多角的に分析する

順位チェックのキーワードはあくまで「計測するもの」ですので、登録したからといって順位が上がるものではなく、その結果を受けてどのような施策を行っていくかを考えていただくための指標になります。

そのため、無理にキーワードを追加していく必要はありませんが、店舗の検索現状を知る材料は多い方がどのような施策を行っていくかを考えやすいです。

キーワードは、例えば同じ「レストラン」でも、検索する時間帯や検索する地点が変われば順位は変動します。

今回は、「順位チェックのキーワードを登録してみたは良いものの、上位をキープできているので計測している意義を感じられない」という場合や、「他のエリアも調べてみたいけど、どこを見てみたらいいのかわからない」という場合に、計測するキーワードの種類を増やす方法を解説します!

営業時間内で検索時間帯を設定する

検索時間帯はどのように設定していますか?
Gyro-nでは、順位チェックを行う時間帯を以下の3つのうちから選択できます。

この時間帯は「ユーザーがこの時間帯に検索を行った時に店舗が何位の状態で表示されるか」を調べるためのものです。

Googleは検索された時間に営業時間外になっている店舗は表示順位を下げる傾向にあるため、店舗の営業時間内にあわせて設定いただくことをおすすめしています。

計測するキーワードは、同じ「レストラン」というキーワードだとしても、順位チェック時間帯や検索地点などの条件が異なると別のものとしてカウントされるため、

ランチタイムとディナータイムのある飲食店や営業時間が長い店舗の場合、同じキーワードでも2つの検索時間帯を設定すると、検索結果が異なっている場合があります。

物理的な検索範囲を広げる

東西南北の設定をする

Gyro-nでは、主に店舗などのある地点を中心に、東西南北(4方向や8方向など)に等間隔で検索地点を置くことができる設定があります。

この設定では、同じ検索時間帯の同じキーワードで検索地点のみ異なる状態での計測になるため、順位が地点によって異なった場合、

  • 東西南北のどの位置が強くてどの位置が弱いのか
  • ポスティングなどの施策の効果の検証
  • エリアごとの需要の確認
  • 競合の分散の確認

などの分析に使えるデータになります。

メモ機能

ポスティングや広告掲載、新商品に関する投稿など、集客やMEOの施策を行ったときは必ずメモ機能を使ってメモを残しておくようにすると、順位チェックグラフにメモの内容が表示されるため、順位の変動があった際に要因が分かりやすくなります。

メモの期間は過去にさかのぼることができるため、覚えている限りの施策内容をメモしてもよいかもしれません。
■メモ機能

検索地点を離してみる

検索地点を最寄り駅で設定していて、近くに別の駅があればそこを設定してみて、現状どうなっているか確認することも参考になります。
Googleは検索地点からの距離を重視しているため、あまり店舗から離れた位置にあると圏外になるのですが、近くに競合が多くない場合は、上記の東西南北の設定とあわせて設定することも有効です。

異なる言語の計測

店舗でインバウンド対策は行っていますか?
海外からのお客様もターゲットにしている場合、言語テーブルを変更して現地の言葉で検索されているかの計測を行うこともできます。
例えば、ラーメン店が「拉麵」というキーワードを中国語(繁体)で検索したとき、自分の店舗が何位で表示されるかを確認するために、まずは「拉麵」を設定し、検索地点などの設定を進めます。
検索する言語テーブルの指定は、キーワード追加の最終確認画面の「追加設定」をクリックすることで展開されます。

現在は4つの言語テーブルでの検索結果に対応しており、ここを設定することによって、検索対象の言語テーブルが変更されます。
もちろん、店舗名やメニュー、HPなどが各言語にもともと対応していない場合は圏外になることが多いため、それぞれの言語に対応していく必要があります。
インバウンドの設定は下記を参考にしてください。
■インバウンドMEO(ローカルSEO)で訪日外国人を集客するポイント

 

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