見つけてもらいやすいカテゴリ設定の工夫

店舗を検索した際に店舗名の下に表示されるビジネスカテゴリは、店舗を検索したユーザーに店舗の業態を明確に示す、非常に重要な要素です。

ビジネスカテゴリは、検索を行ったユーザーへの店舗情報の明示になると同時に、検索評価にも影響を与えます。
ここでは、カテゴリを設定する際の考え方について解説します。

メインカテゴリの設定

ビジネスカテゴリは、「メインカテゴリ」と「追加カテゴリ」を設定できます。

メインカテゴリは検索評価に大きく影響するため、できるだけ業態にふさわしく、検索されやすいカテゴリ名を設定してください。

例えば、カフェスペースを併設していてイートインが可能なケーキ店の場合、メインカテゴリを「ケーキ店」とするよりも、飲食の他にも休憩の目的で検索される「カフェ・喫茶」と設定した方が、ケーキだけが目的にならない分、店舗を検索してもらえる機会は増加します。

ただし、メインカテゴリの「カフェ・喫茶」のみを設定するだけでは、「ケーキ」と検索されても出てこない可能性があるため、追加カテゴリに「ケーキ店」を設定し、検索対象になりそうなキーワードを補完します。

上記のように判断ができない場合は、自店舗の取り扱い商品と同じジャンルの商品を取り扱う競合店舗を検索し、どのようなカテゴリで登録を行っているか参考にすることをおすすめします。
やみくもに追加カテゴリを設定するのではなく、あくまで自店舗のサービスに該当するカテゴリを設定しましょう。

追加カテゴリの設定例

追加カテゴリは9つまで設定でき、上記のケーキ店の例のように、メインカテゴリだけではビジネスを完全に表現できない場合に追加します。
追加カテゴリを適切に使うと検索評価にプラスに働くこともありますので、自店舗のサービスと照らし合わせながら設定しましょう。
業界ごとにおすすめのカテゴリ設定について、例をあげてご紹介します。

ファーストフード店の場合

ファーストフード店の場合、メインカテゴリを「ファーストフード店」としただけでは「ハンバーガー」で検索されても出てこないことが考えられますが、追加カテゴリに「ハンバーガー店」を追加することで、キーワードの検索対象を補完できます。

中華料理店の場合

中華料理店の場合、 「中華料理店」の他、もっと大きなカテゴリの「レストラン」を追加したり、中華料理からもう少し限定した「飲茶・点心店」を追加したり等の工夫も可能です。

脱毛サロンの場合

脱毛サロンの場合、「脱毛サービス」の他、脱毛の方式によって「ワックス式除毛サービス」や「レーザー脱毛サービス」を追加いただける他、店舗の取り扱いサービスによっては「エステティックサロン」や「フェイシャルスパ」を追加することも可能です。

車検を取り扱う店舗の場合

車検を取り扱う店舗の場合、「自動車修理・整備店」の他、「自動車修復業」や「自動車検査所」のいずれかがメインカテゴリとして使用されていることが多く、メインに設定しなかったカテゴリを追加カテゴリとして設定することも可能です。