対策するキーワードの選び方
MEO対策を行ったことのない店舗では、Google上で認識されている店舗情報が少ない場合が多いです。
認識されている情報が少ないと、検索されるキーワードと店舗の情報が結びついていないために、検索結果に表示される機会が少なくなってしまいます。
そうはいっても店舗との関連度を高めるべきキーワードがわからない、、、という場合の考え方と対策について、解説します。
対策するキーワード選びの準備
まずは、「流入語句」機能を使って、現時点で店舗がどのようなキーワードで検索されているのかを確認しましょう。
ここから店舗がどんなキーワードで認識されているのかを確認し、流入語句に表示されていないキーワードを表示させたり、既に表示されているキーワードも強化していくように考えます。
対策するキーワードを考える
カテゴリとメニューの登録の他に、投稿やクチコミ集めでの対策も行えます。
クチコミも検索結果に引用されることがあり、投稿でのキーワードの使用も、店舗とキーワードの関連度をあげるための施策になります。
では、投稿やクチコミ集めで狙いたいキーワードを探します。
登録を行ったカテゴリやメニューの名称の他、どんなキーワードで検索されたいかを考えます。
例えば居酒屋を探して検索を行うユーザーは、お酒と一緒に魚料理が食べたかったり、肉料理が食べたかったりした場合、「居酒屋 海鮮」などで調べます。
美容室でも、カットが得意な店舗や、カラーが得意な店舗を探したい場合は、「美容室 カット」「美容室 カラー」と調べます。
このように、検索ユーザーは自分の検索ニーズにあった検索結果が出やすいよう、取り扱いサービスの内容を限定しすぎない程度に絞り込んで検索します。
先ほどのマクドナルドを例にすると、最初から「ビッグマック」と検索してハンバーガーを表示させるユーザーよりも、「ハンバーガー」と検索してビッグマックの存在を知ることの方が多いと思います。
このように、店舗の取り扱っているサービスをより一般的な単語にし、その単語で対象店舗が検索されているのかを知ることが重要です。
来店するお客様が何を目的として店舗に訪れるのか、提供メニューが一般的にどのような単語として検索されるかを考えると、計測・対策を行うべきキーワードが見えてきます。
対策を行うキーワードを定めることで、見えてきたキーワードを含めたトピックで投稿を行ったり、キーワードを含めたクチコミを書いてもらえるようクッションページを設定したり、様々な対策が行えます。
競合店舗の状況を把握する
Gyro-nの順位チェック機能では、キーワードを展開すると検索結果プレビューの画面に直接移動できるボタンが表示されます。
「検索結果プレビュー」画面では、設定したキーワードを設定した検索地点、時間帯で検索された時の結果画面が表示されます。
ここを確認することにより、対策を行っているキーワードで自店舗より上位の店舗を知ることができ、その店舗がどんな状態（距離、引用されているものなど）で上位に表示されているかも知ることができるため、自店舗の施策の参考にできます。
対策を行うキーワードでのクチコミが入るようにするには？
クチコミもただ集めるだけでは星評価のみになってしまったり、「おいしかった」などの簡単でいまいち参考にならない内容が多くなってしまうことがあります。
キーワード対策が行えるクチコミを集めるには、お客様へ「書いていただきたい内容」を提示することで、より店舗での体験を思い出しやすくなり、参考になるクチコミを得やすくなります。
Gyro-nでは、クチコミ獲得のお手伝いができるGyro-n Reviewというツールも提供しております。
Gyro-n Reviewを使ったクッションページの設定のコツもご紹介しておりますので、参考にしていただければと思います。
店舗のカテゴリを設定する
「流入語句」に表示されたキーワードが少なかった場合、これを増やしていくことを目標にします。
まずは基本情報であるカテゴリの設定を確認します。
メインカテゴリのみの登録になっている場合、近隣の同業店舗がどんなサブカテゴリを登録しているかを確認し、自店舗も同じサービスを扱っていれば、同じように登録を行うとよいでしょう。
（他店舗のサブカテゴリはGoogle chromeの拡張機能にてご確認いただけます）
カテゴリの設定についてはこちら。
有名チェーン店の吉野家もカテゴリは複数登録しているほど重要な要素になっているので、ぜひ改めてご確認ください。
店舗の取り扱いサービスを設定する
Googleビジネスプロフィールでは、メニュー／商品やサービスを登録することができ、登録したメニュー／商品やサービスは、検索結果に引用されることがあります。
メニューの登録を丁寧に行うと、検索結果に影響するだけでなく、検索ユーザーが来店時のイメージをしやすくなり、来店意欲を向上させることができます。
